フォーラムのコメント

鋸歯状病変、コールドあり?
In ディスカッション
吉井新二
2022年2月24日
滝沢先生,大腸cold polypectomyガイドライン作成員からのコメントありがとうございます.大腸鋸歯状病変もcold polypectomyもまだ比較的新しいので,エビデンスがないですよね(否定的なエビデンスがあるということではなく肯定するエビデンスも否定するエビデンスもないですね).将来的には鋸歯状病変に対するCSPの位置付けがガイドラインに掲載されるのかもしれません(アンビシャスから出せたらもっといいですね!). なんとなく鋸歯状病変に対するコールドポリペクトミーは否定的な雰囲気に感じられている方もいらっしゃるかもしれませんが,そうはいっても実際にはコールドを行っていると思います.個人的な考えを書いてみます. ・tubular adenomaかSSL,HPを含めた鋸歯状病変と診断に迷う場合 腫瘍か非腫瘍かの鑑別もできないのか,とお叱りを受けるかもしれませんが,実際にはこういった症例はそれなりにあると思います(少なくとも僕のレベルではあります.佐野病院の佐野先生も,拡大観察をしてもある,とおっしゃっていたのを聞いたことがあります) ・10mm未満のSSLかHPか微妙な病変 10mm未満の場合はSSLだとしても内視鏡治療の適応とするかどうかは意見の分かれるところ.でも,切除するとしたらコールドポリペクトミーは有効な選択肢と思います.(もちろん癌やinverted growthが疑われる例は除外ですが).最近,SuSAという概念が出てきていますね.過去に遭遇してきた直腸,S状結腸のSSLみたいな病変はSuSAだったのかもしれない,と思っています.SuSAをコールドして良いかどうかはさらに微妙な話.しっかりと概念が確立するまでは,SuSAを疑った場合はEMRをしてしっかり病変を進展してホルマリン固定して病理評価をした方が良い,と個人的には考えています. 最後はコールドの話から外れてしまいましたが,色々な方の考えをぜひ聞かせてください!
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